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馬のことは馬に聞け!調教から各馬の状態・本気度を的確に判断し,パドックで最終確認後、勝ち馬予想をします。JRAレーシングビュアーの調教映像から分析・予想します。


Category: 1stSTAGE 【 1st IMPRESSION 】

天皇賞秋出走馬最終追い切り・調教分析2017 

2017/10/29 Sun.


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※読み進める前のお願い

≪本ブログは,管理人が勝手な主観に基づいて書いています。取り扱いは”自己責任”でお願いします。≫


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〇 更新完了


◎ 天皇賞秋出走馬最終追い切り・調教分析2017

 最初に書かれているコメントは時計の書き出しと同時に感じた第一印象を書いていきます。




01サクラアンプルール金成

美南W併せ馬終い強め71.8-55.7-40.3-12.7

直線半ばまで我慢,満を持してインから追い込むといったイメージでの追い切りです。追われるとしっかり反応する素直さがって突き抜ける闘争心も持っています。素晴らしい心身状態です。走らせてみると硬めなので馬場は渋った方がこの馬の良さが出せそうです。



02サトノクラウン★堀

美南W単走終い強め53.9-38.4-13.0

状態が上がって頭が高い走法で走りますね。脚の使い方や四肢連動性、馬体の造りに関しては素晴らしいです。ズブくなって追い切りは動かなくなったと判断すれば素直に評価は高めになります。再度動きや馬体を見ても、渾身の仕上げという印象を受けます。鞍上もミルコを確保してきた点からもノーザン的には「力が入っている馬」という設定になる。

≪一週前追い切り≫

美南W併せ馬終い一杯85.0-69.2-54.0-39.1-13.2

併せ馬でインから併せますが,しきりに一杯に追っています。なんかズブくなっていますね。2歳のときは追われてギュンと加速する動きに追い切り映像を見て一目ぼれした馬だったのですが。宝塚記念の追い切りを見ても追い切りで動かなくなってきたという感触はありますが,それより今回のほうが明らかに動いていないですね(笑)。ただそれでもフォトパの写真はしっかり作れているので,レースに行けばしっかり能力は出せるレベルでしょう。特に鞍上ミルコならなお追ってしっかり弾けてくれるはず。



03ネオリアリズム★堀

美南W併せ馬馬なり52.0-37.7-12.1

併せ馬でインから併せます。併走馬は気合をつけられてギアを上げていますがネオはゆったり入る走りです。先着はできなかったものの,自分のリズムで走ってしっかり内面にも負荷はかかっています。パワーもニア法しているタイプだけに馬場が大きく渋るようだと面白味があるかもしれません。

≪一週前追い切り≫

美南W3頭併せ終い強め追い68.2-52.5-38.1-12.9

併せ馬で内から直線併せます。しっかり気持ちが入っており良い心身状態を確認できます。前に出るとソラを使って手を抜くので追われていました。仕掛けられてしっかり反応できており,状態は良いです。

→ ギュンと弾けるタイプではないので,他馬のキレが削がれる馬場のほうが理想ですね。




04リアルスティール矢作

栗坂併せ馬坂井終い軽く仕掛け52.4-38.0-24.8-12.2

充実していますね~楽に身体が動いて余裕の時計ですね。脚の回転が速く,いかにもスピード競馬にタイプできるタイプです。ハミでグっとするとしっかり素直に反応できています。操縦性も高い状態です。逆に昨年のJCのように距離が延びるとその良さが削がれてくる。要するに勝負は「天皇賞秋」というタイプの馬です。デキに関しては今が過去最高に充実しているように見えます。ここで再度結果を出したいですね。

→ 金曜朝の段階で枠順が発表になっていますが、鞍上はミルコではなく、シュミノー騎手なんですね。理想はミルコの継続騎乗でした。シュミノー騎手も腕は良いですが。




05ヤマカツエース★池添兼

栗CW併せ馬池添馬なり86.3-69.9-54.0-38.8-12.4

併せ馬でインから併せますが他厩舎の馬も併せ馬を行っており、多頭数併せ馬といった形になっている。他厩舎の馬を目標に据えるような形でしっかり走る気をだして楽に身体を使えています。内面もどっしり構えていて動きも良化している。走法を見ても東京コースの良馬場で走らせるよりも馬場が渋るのはプラスなタイプです。

≪一週前追い切り≫

栗CW併せ馬池添終い強め追い81.3-65.9-51.8-38.0-12.1

フォトパで見た印象よりも場体は良いです。しっかり追われて伸び切ります。このひと追いで更に良くなってくるでしょう。昔はもっとギュンっと加速して伸び切ってきた印象がありますが,ちょっと馬が安定化してきている印象は受けます。馬場は適度に渋ってくれた方が合いそうです。キンカメ産駒はその手の馬が多いです。ただ、極悪馬場はやはり避けたいところ。


06ディサイファ小島太

美南W併せ馬柴山馬なり67.3-51.5-37.7-11.9

併せ馬でインから併せます。飛びが大きくてしっかり前脚を叩きつけるフォームです。飛びが大きいので馬場は大きく渋るようだと厳しいですが、適度に時計がかかる分には良い感じです。高齢化とともにまとまって安定化してきているのでチャンピオン戦は正直厳しいでしょうが,馬の雰囲気自体は悪くはないです。


07キタサンブラック★清水久

栗CW併せ馬黒岩馬なり83.7-68.1-53.6-39.5-12.7

大きく離れた後方から前の馬を目標に走ります。仕掛けていないで馬の意志で走らせており,馬はどの位置より前で抜かさなきゃいけないと理解しているかのようにしっかりと前に出ます。とても利口で内面もしっかり「スイッチ」入っているようです。

→ ハイラップ戦になってスピード値を要求されると不利ですが,馬場が適度に渋って時計がかかるのであれば,この馬向きの競馬が出来そうです。重馬場が大得意という感じではないですが,スピード&キレ勝負になるくらいなら馬場が渋った方が良い。対応はできるし,内面も素晴らしいので簡単にあきらめないはず。


≪一週前追い切り≫

栗CW併せ馬黒岩終い仕掛け80.4-66.0-52.6-38.9-12.5

4角外から回して後方から動き出します直線で並びかけてそこから軽く気合をつける。スムーズに加速して半馬身先着します。時計はソコソコの数字を出していますが,馬は余裕の表情で楽に動きます。東京コースなのでギュンと弾けきるような動きを観たいところはありますが,この馬なりに無駄なく仕上がってきている感じを受けます。

→ 大阪杯,天皇賞春と同じような一週前追い切り設定です。宝塚記念時は逆にハードに追ってきています。順調と考えて良さそうです。欲を言えば,「ラスト1F11秒台,仕掛けたときもっと弾ける動き」を見せて欲しかった。このことができていれば満点でしたが、ここがちょっと割引箇所です。



08レインボーライン浅見

栗坂単走鮫島馬なり55.1-39.9-26.3-13.1

浅見流追い切りで直前は軽めですが時計は出ている方です。単走でしっかり四肢連動させて柔らかく走れています。休み明けでも仕上がり自体は良さそうです。タイプ的には次走JC目標でそのステップ臭い感じはありますが。道悪はこなせますが、柔らかく走れている分極悪になるとよろしくはないタイプです。


09ソウルスターリング★藤沢和

美南W併せ馬ルメール馬なり65.7-51.2-37.9-12.5

併せ馬でインから併せます。65秒くらいで走るとハミ受けの感じは悪くないですね。スムーズに折り合えているし,噛み過ぎて気持ちが空回りしていません。身体の使い方も良く,四肢の連動性も良くスムーズに推進力に替えられている。走りを見る限り,筋肉の質だとかは道悪がダメという感じは受けません。


≪一週前追い切り≫

美南W併せ馬馬なり71.1-54.7-40.7-12.9

どうも気持ちが勝ってしまって,早い段階から「前を走って優越感に浸りたい!」という意志が前面に出ています。闘争心を上手くコントロールできていないのでやはり距離延長は不安要素がつきまといます。心身的にはトライアル戦よりもチャンピオンタイプなのでレースレベルが上がるのは歓迎です。

→ 重馬場上手なら再度台風の極悪馬場でハイパフォーマンス発揮できる心身はあるのですが。馬場は渋るとダメだった桜花賞がありますからねぇ。



10ミッキーロケット★音無

栗坂併せ馬終い仕掛け53.2-38.2-25.2-12.8

併せ馬で半ばでハミで気合付けて軽く仕掛けて登板させます。ブレずに芯が入った走りで真っ直ぐ走り切ります。身体がスムーズに動くので自然と気持ちも前向きにスイッチが入っています。今は真摯に走ることが楽しいという気持ちが入っている印象を受けるので,心身は高い位置で充実している馬という評価になる。

≪一週前追い切り≫

栗坂併せ馬終い強め53.0-38.8-25.9-13.1

坂路の馬場は重そうですね。それでもしっかり最後まで伸び切ってきました、時計は馬場を考慮すると良い時計だと考えます。ブレすに真っ直ぐ伸び切ります。カチっとした走りができているので適度に馬場が渋るとマッチします。極悪になるとこの馬のキレも削がれるので良くはないでしょう。



11ロードヴァンドール昆

栗CW単走太宰終い仕掛け80.9-64.3-50.3-37.6-12.1

コースの大外を単走で走ります。時計は64秒と大外を回らしている分も考慮しても速めですね。走っていて少し辛そうというかフォームが崩れたりするような挙動があるのでもっと身体が充実して来ることが理想ですね。昨春と比較するとちょっとまだ物足りなさがあるように映る。このひと追いでどこまで良くなってくるかでしょう。ここをステップに相手弱化狙いの重賞戦勝負でしょうか。



12ステファノス★藤原英

栗単走芝鮫島終いムチ気合付け66.9-51.3-37.3-12.0

芝コースで単走追いです。思ったより動かなかったのかムチが入れられて気合をつけられていました。気合をつけられるとしっかり真面目に脚を伸ばしていたので特に気にすることはなさそうです。

→ 去年はウッドチップコースで併せ馬でしっかり追って先着する追い切りでした。昨年と比較すると今年の追いきりは評価が下がります。

≪一週前追い切り≫

栗CW3頭併せ鮫島終い強め84.6-68.0-52.8-38.8-11.9

3頭併せで真ん中で負荷がかけられます。直線半ばでは内の馬と併走状態になり,軽く促して頭差先着させます。内面にしっかり負荷がかかっている内容で悪くないです。


13グレーターロンドン★大竹

美南W併せ馬田辺馬なり52.6-37.8-12.6

併せ馬で後方のインから併せます。しっかり前を意識して捕えて併入します。内面にもしっかり負荷がかかってスイッチがはいっていることも確認できる。仕上がりに関しては順調です。予定通り叩き2戦目でここが勝負と仕上げてきたローテで線で繋がる。


≪一週前追い切り≫

美坂単走馬なり59.8-43.6-28.2-13.6

馬なりで軽く時計を出す程度です。フォトパ観ると一週前時点でかなり仕上がっているので特に問題はないでしょう。




14サトノアラジン池江

栗CW併せ馬川田終い仕掛け68.6-52.8-39.1-11.8

併せ馬でインから併せます。直線向いて後方ですがそこから仕掛けると楽に反応して突き放します。楽に動けて終い11.8秒は素晴らしいですね。身体の使い方も素晴らしく稼働も良い。馬もしっかり我慢できることを覚えられているので距離延長も問題なさそうです。この馬の良さを引き出すなら,ある程度締まった流れからの追い込みという展開バイアスが欲しいですね。馬場も渋ると同馬の良さも削がれるのでできるのであれば良馬場で走りたいタイプです。


15マカヒキ友道

栗芝単走馬なり67.9-53.2-38.9-11.6

芝での単走追いです。この馬なりに動けています。前脚の出は硬めなのでスピード競馬勝負になると分が悪い。ですので馬場が渋って時計がなんぼかかかる方が良いでしょう。後肢はギュンと使えている部分が道悪になると能力削がれますが,スロペ切れ味タイプな部分がある馬という評価から、時計がかかる馬場のほうがモアベターと判断します。デキは前走と変わらない感じです。



16カデナ中竹

栗坂単走終い強め追い53.2-38.6-25.4-12.8

坂路でしっかり淡々と駆け上がれています。重たい馬場もしっかり掻き込んで走れているパワーもある。気のいいまtろまっている感じタイプです。デキに関してはこの馬なりに上がってきている感じがあります。



17ワンアンドオンリー橋口

栗坂単走横山典馬なり55.5-40.5-26.3-13.2

コースのインを走ります。飛びが大きいので馬場が渋ると良くなさそうです。デキも取り立てて素晴らしいという印象もない。


18シャケトラ角居

栗3頭併せ芝馬なり72.7-55.8-39.6-12.4

角居流3頭併せで終始内面に負荷をかける追い切りです。しっかり内面に強い意志を示す挙動が確認できていて悪くないです。走りもマンカフェらしいカチっとした面もあるのである程度渋っていても問題ない走りができます。春は重賞とG1を経験してこれから本格化してくることが期待される馬です。伸びしろがあるのでここでも成長している走りが期待できる。他馬との比較でも馬場は適度に渋ってくれた方が良いタイプだと思います。





☆ 追い切り評価 ☆

A+ 02サトノクラウン(運も持っている。過去最高の仕上げ)

A  04リアルスティール(心身は過去最高,デキも素晴らしい,馬場もこなせる)
   
B+ 07キタサンブラック(非常に優秀な心身高さを持つ馬で休ませて疲労とストレスリセット,東京2000mなら重馬場のほうがプラスになるタイプ)
   
   10ミッキーロケット(東京2000mは不安だったが,道悪になって各馬が馬場の外を選ぶ展開になると良い。重馬場歓迎なキンカメっぽい走りできる点が◎)
   
   13グレーターロンドン(ディープ馬だが重馬場走れそうな身体の使い方,ここ目標に計算して仕上げてきている点も評価)

   01サクラアンブルール(道悪はプラス)

   05ヤマカツエース(道悪なら東京でもチャンスはありそう)


B  14サトノアラジン(池江Qの育成は素晴らしい。ただ,重馬場になるとパフォーマンスは落ちる走り)
 
   15マカヒキ(どうも早くも内面が安定化してきている印象を受ける。走りから重馬場は対応は可能ではあるが・・・)

   12ステファノス(昨年のほうが良かった。後肢の使い方からも道悪より良馬場のほうが良い)

   03ネオリアリズム
   08レインボーライン(次走のためのステップ臭いが)
   18シャケトラ(いい馬だが,ここを使って次走JCが青写真)

B- 09ソウルスターリング(デキは文句なし。馬場不安&マイルからスプリントで開花する素材)

注  なし 

( 補 足 )


(1)オッズ配列チェック


1番人気07キタサンブラック 単複 3.2 1.8 馬連2-7 9,7 3複2-4-7 17.4
単複 → 1番人気不安定
馬連 → 1番人気不安定
3複 → 1番人気不安定
短評 → 宝塚記念惨敗も1番人気支持とされている分不安定配列,市場的にも半信半疑
圏内 → 出現可能圏内14番人気レインボーラインまで
     出現可能性高い範囲は10番人気ステファノスまで


人気グループ --------------------

07キタサンブラック 武豊継続
02サトノクラウン N Mデム継続 
04リアルスティール N 
09ソウルスターリング SH ルメール継続

伏兵グループ-------------------- 

14サトノアラジン N 
12ステファノス N オッズ臭→2~3着評価高い
05ヤマカツエース 
03ネオリアリズム N オッズ臭→人気2頭へ等しく買われている
13グレーターロンドン 

穴馬グループ-------------------- 

15マカヒキ N

準穴馬グループ-------------------- 

18シャケトラ N

-------------------- 以下略

 
 ノーザンファーム産の馬が18頭中9頭と50%の出走率は凄い数字ですね。

 やはり菊花賞や他の大レースでは,社台やノーザン系は勝たせたい,結果を出したい馬に,ルメールやデムーロを起用してきます。そして彼らは結果を出して来る。この大きな流れはしばらく変わらなさそうですね。


 ◎02サトノクラウン

 2000mのスピード勝負だと正直条件は難しい。ただ,雨が降って馬場が渋ってくると話は別です。サンデーの血の入っていない種牡馬として勝ちを上げるには天皇賞秋のタイトルも欲しい,上得意様の里見さんに勝たせてあげたいなど,勝たせたい意志が働く。そして,出走率からもその意志は働きやすいものとなる。

 デキも素晴らしく,デムーロも絶好調です。

 東京競馬場天気 → https://tenki.jp/leisure/horse/3/16/32005/1hour.html

 天気からも運も持っていそう。

 あとは,レースで勝てるだけの運を引き出せるか,その一点です。レースには絶対はないので魔物が済んでいるかもしれませんが,馬券圏内出現確率は高そうです。


 ヒモは正直迷いますね。人気も考慮すると一長一短ですね。 伏兵グループからの出現に期待したいところです。



= 当記事内容の取扱いについて =

 あくまで,調教から読み解く評価です。データ解析の補助的な指標として参考下さい。私は,データ解析&パドック確認を経て,原則的に,A+評価もしくはA評価,B+評価の馬から軸を決めて馬券を買っています。パドックの感じから,A+,A,B+評価の馬からときめく馬がいない場合は,「 見 」しています

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